ちび1号は8ヶ月の時に小麦・卵アレルギーだとわかりました。
ママ友同士で、アレルギーだと言う話をすると、必ずと言っていいほど、どうやってわかったのかと経緯を聞かれます。
今回は、ちび一号のアレルギーだと分かるまでの経緯をご紹介します。
アレルギーとは
アレルギーは、体の中にアレルゲン物質が入ることによって、体の中にある個体が働き蕁麻疹などの症状を引き起こします。
ただ、アレルギーの度合いも人によって違い、少し蕁麻疹が出る人から、蕁麻疹や咳など同時に2以上の症状がでるアナフィラキシーショックを引き起こす人まで様々です。
体調が悪い時にしかアレルギーが発症しない人、運動をしたらでる人もいらっしゃいます。
アレルギーを引き起こす食材は何?
アレルギーが多い食物などは、商品パッケージなどに表示されていますが、全ての食材にアレルギーが発症する可能性はあります。
その中でも数が多い卵・小麦・乳・そば・落花生・エビ・カニの7品目は、商品に必ず表示しなければならないように義務づけをされています。
7品目のほかに、20品目もあります。
卵・小麦・乳・そば・落花生・エビ・カニ
あわび・いくら・いか・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・牛肉・まつたけ・やまいも・ごま・ゼラチン・りんご・バナナ・もも・オレンジ・キウイ・くるみ・カシューナッツ
同じものでも、表記の仕方が違うものもある
同じものでも、表記の仕方が違う、代替表記というものがあります。
例えば乳の場合は、ミルク、バター、チーズなど違う表記であっても乳が入っているので、注意しなければなりません。
ちび一号の場合、小麦アレルギーなので小麦のほかに、グルテンと表記されているものも、避けなければなりません。
グルテンは、小麦などに含まれるタンパク質の名前です。
なので、小麦アレルギーの人が食べると、アレルギーを発症してしまう可能性があります。
ちび一号がアレルギーを発症するまで
離乳食が始まる頃、もちろんアレルギーについては触れる機会があると思います。
私も4ヶ月検診で、離乳食の指導があり、アレルギーについて少しだけ話を聞きました。
5ヶ月の中頃になって離乳食を始めたのですが、ものによっては口の周りが赤くなることがあり、蕁麻疹じゃないかと思い病院に行ったこともあります。
ただ、先生からは、これは荒れているだけで蕁麻疹ではない。
もし蕁麻疹が出たら、これは蕁麻疹だとすぐわかるはず。
と言われて帰されました。本当に、すぐわかるものなのか。
とその当時は疑問に思っていましたが、確かに実際に発症してみると、これは蕁麻疹だとすぐにわかりました。
アレルギー発症までのお話
アレルギー持ちの子どもがいるママさんから
は、親がアレルギーを持っているので、心配だから調べていたと聞きました。
ただ、ちびの介やちび夫にはアレルギーがなく、ちび一号がアレルギーを持っている方などは、全く心配していませんでした。
保育園の給食で食パンが出ることを知ったので、ちび一号が8ヶ月の時に、試しに食パン粥を食べさせてみました。
とりあえず1口食べさせて様子を見た所、15分ほど経った後に、目の下に虫に噛まれたような点がプツッとできていました。
あれ?虫に噛まれたのかなあ。
と思っていた、その10分ほど後、機嫌が悪くなり泣き始めるように。
まさかこれはと思い、脇やお腹など柔らかいところを見てみると、そこにもブツブツがでてきました。
みるみるうちに蕁麻疹が広がり、唇はいつもの2倍ぐらいに膨れ上がり、顔もパンパンになりました。
その時は、もう頭の中が真っ白でとりあえず病院に駆け込みました。
病院に着いたら早速アレルギー検査
病院に到着する頃には、蕁麻疹はだいぶひいていました。
ただ顔は少し腫れ気味。
腫れなどは、どんどん引いていたのでその場で薬を飲むなどの処置はなかったのですが、アレルギー検査しておこうと言うことで、血液検査を行うことになりました。
お母さんは待合室で待っておいてと言うことで、ちび一号とは離れ離れに。
少し間が空いて、病室から聞いたことのないような泣き声が聞こえてきました。
その後すぐに待合室にちび一号が抱かれて出てきましたが、両腕にガーゼが貼られていたので、かなり血液をとったのかなと思います。
検査の結果は、1週間後と言うことで、アレルギーを抑制する薬をもらって、家に帰りました。
検査の結果、小麦、卵アレルギーでした。
1週間後病院に行くと、アレルギーの反応数値が書かれた用紙を渡されました。
検査した項目の横にグラフが伸びていて、そのアレルゲンに対してどれだけの数値が出ているかを表しています。
上には、0から6の数字が書かれており、数字が大きいほどアレルゲンに対する抗体が多いということです。
ちび 一号の場合は、食パンを食べてアレルギーが起こったので、小麦、卵、乳の3つを調べました。
ちなみに卵は、卵黄、卵白、オボムコイドの3種類を調べました。
この表の感じのように、乳はあまり反応が出ていなかったのですが、小麦、卵類はすべて数値が出ていました。
ただ、卵黄はゆで卵を固ゆでして、何度か食べさせたことがあります。
何なら半分ぐらい食べていました。
それも含め、先生からこういったお話がありました。
アレルギーについて先生からは?
表を見ながら、先生は数値で出ているからといって、実際にアレルギーが出るかは、実際に食べてみないとわからない。
以前はアレルギー反応が出たら、その食材は食べないと言うふうにされてきました。
しかし、今はひどく反応が出ない場合は、食べさせても良いと言うふうに変わってきているそうです。
ひどい反応と言うのは今回のように、全身にアレルギー反応か出たりする時です。
あと口の周りに蕁麻疹ができる場合も、食べない方が良いそうですよ。
少しずつ食べさせていると、アレルギーに対する抗体がなくなっていく可能性があり、食べさせているうちに反応がなくなればラッキーと言うことでした。
なので、血液検査では卵黄に反応が出ましたが、今まで食べて大事に至っていなかったので、体調の良い日に、そのまま少量を与え続けてもいいと言うお話でした。
ただまだ、卵白などはわからないので、小麦や卵が入っている製品などは、完全除去になりました。
アレルギーがある場合、試しに食べさせてみるのではなく、必ず先生に相談して指示を仰ぎましょう
アレルギーが判明してからの食事
まだ8ヶ月の時は、そんなに料理のバラエティーもなかったものですから、あまり気にせず過ごして来れたのですが、1歳にもなると、ちょっとバラエティーに富んだものが欲しくなります。
ただ、醤油に小麦が入っていたり、小麦の表記がなくてもグルテンが入っていたりと、沢山の食品に小麦が卵が使われていたりするんですね。
私が今使っている代用品は、また違う記事に書きたいと思います。
アレルギーの治療等はあるの
病院では、一歳半位でもう一度検査を行いましょうというふうになっています。
実は、食物アレルギーは小学生に入る頃にはほとんど治っている子が多いそうです。
なので、一歳半にもう一度検査した時には、少しアレルギーの数値が低くなっている可能性もあるのです。
他にも、お子さんがアレルギー持ちだったママ友の話では、病院で負荷試験をして治していったと言っていました。
負荷試験と言うのは、アレルギゲンが含まれるもの例えばクッキー等を少しずつ食べていき、どこまで食べるとアレルギーが出るのかを確かめる方法です。
アレルゲンが含まれたものを食べて、抗体をなくしていき、最終的には食べられるようにしていきます。
次回のアレルギー検査は夏の予定でしたが、保育園の年度始めの関係で、2月にアレルギー検査を行いました。
数値は微妙に減っている……。
でもまだ完全除去解除にはなりませんでした。
保育園ではどうしているのか
証明書は発行に確か2000円位かかったような……。
1項目につき、いくらなのかな?
金額の内訳はわかりません。
病院の先生から、完全除去と言うお達しが出たので保育園では給食が出せないと言うことで、毎日お弁当を作っていってます。
はじめのほうは、フリージングした離乳食を朝にポンポンとお弁当に入れるだけでしたが、1歳にもなると食べる量も多くなってくるので、保育園のメニューとなるべく同じようなものを前日の晩御飯にし、お弁当に詰めています。
時間がない時はアレルゲンが入っていないレトルト品に助けてもらいながら、何とか今までやってきております。
ちなみに、コップ、お食事スタイなども、保育園のものではなく、持参なので荷物がとても多いです。
これは、完全除去と言われた場合なので、工場のラインで入る位は大丈夫と言われた場合は、小麦や卵が入っていない給食が出てきますし、お食事スタイなども保育園にあるものを使えるようになるかと思います。
負荷試験に挑戦することになりました!
その記事はこちらから
まとめ
なるべく早く、保育園で全て済むようにしたい!ただ、今再検査したところで、結果がそんなに変わらない可能性が高い、と先生に言われたので、もう少しお弁当作り頑張ろうと思います。